デイブレイクおかもの『なんかなし書いてんもう』 -2ページ目

デイブレイクおかもの『なんかなし書いてんもう』

福岡県福岡市博多区中洲に在るbar Day-Breakの店主「おかも」が
お気に入りの酒、音楽、映画、たまに日常の出来事なんかを紹介していきます

あやしい彼女('16)

 

下町の商店街を鼻歌まじりに闊歩する瀬山カツ(倍賞美津子)は、お年寄り仲間からも煙たがられる毒舌おばあちゃん
キャリアウーマンの娘、幸恵(小林聡美)や、自称バンドマンの孫、翼(北村匠海)の自慢話を繰り返すカツに、みんな内心うんざり

自慢の娘、幸恵との仲も最近はぎくしゃく
女手一つで娘を育て、何かと恩着せがましい物言いをするカツに、ある日とうとう幸恵が爆発
喧嘩となり、思わずカツは家を飛び出してしまう

カツが夜道を歩いていると、見たこともない小さな写真館を発見
そこで見たのは、大好きなオードリー・ヘップバーンの写真
何かに吸い寄せられるように写真館に入っていくカツ
「私がこのカメラでお姫様にしてあげますよ」そう微笑んで、店主(温水洋一)はシャッターを切った

写真館を出たカツはバイクのミラーに映る自分を見て驚愕する
そこには20歳に若返った自分(多部未華子)の姿があった…
 

監督は「舞妓Haaaan!!!」「なくもんか」の水田伸生

 

中国やベトナムでもリメイクされてるらしい…
どうも!福岡市博多区中洲に在る
bar Day-Break(バー デイブレイク)の店主『おかも』です(^_^)

 

20歳の姿に若返ってしまった毒舌おばあちゃんが巻き起こす騒動を描いた韓国のヒット映画のリメイクです
73歳の頑固な女性がひょんなことから20歳の姿に戻り、失われた青春を取り戻していく姿を描いています

多部未華子のオードリー・ヘップバーン風の衣装も可愛かったですが
彼女の歌う「悲しくてやりきれない」は良かったです
そういえば最近はCMソングも歌ってますね(^_^)

★★★(5つが最高)

 

 

 

 

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さよならくちびる('19)

「二人とも本当に解散の決心は変わらないんだな?」
全国7都市を回るツアーへの出発の朝、車に乗り込んだデュオ「ハルレオ」のハル(門脇麦)と

レオ(小松菜奈)に、ローディ兼マネージャーのシマ(成田凌)が確認する
うなずくふたりにシマは「最後のライブでハルレオは解散」と宣言するのだった

2018年7月14日
解散ツアー初日から波乱は起きる
別行動をとったレオが、ライブに遅刻したのだ
険悪なムードの中、「今日が何の日かくらい憶えているよ」と

小さな封筒をハルに押し付けるレオ
しばらくして、何ごともなかったかのようにステージに現れるハルレオ
トレードマークのツナギ姿に、アコースティックギター
後ろでシマが「たちまち嵐」を歌うふたりをタンバリンでサポートする

次の街へ向かう車の中、助手席でレオからもらった封筒を開けるハルを見て

「そうか、今日はハルの誕生日か」と呟くシマに

「違うよ。初めてレオに声をかけた日だよ」と答えるハル

ふたりが出会ったのは、バイト先のクリーニング工場
上司に叱られむくれていたレオを、ハルがいきなり「ねえ、音楽やらない?あたしと」

と誘ったのだ

その瞬間から、ずっと孤独だったふたりの心が共鳴し始めた
ハルからギターを習って音楽を奏でる喜びを知るレオ
そんなレオを優しく見守るハル
レオの歌とギターは上達し、ふたりは路上で歌うようになった

少しずつ人気が出始め、ライブツアーに出ることにしたハルレオは、ローディを探す
その時、「ハルさんの曲と詞のセンスが好きだから」と名乗りを上げたのが

元ホストのシマだった
売れたバンドが使っていたというツアー車を用意し、「俺らも行けるところまで突っ走る」と

煽るシマに、ハルとレオも自分の夢を叫んで拳を振り上げた

地方ライブの集客も増え、若い女性を中心にさらに人気が広がっていくハルレオ
だが、誰も予期しなかった恋心が芽生えたことをきっかけに

3人の関係は少しずつこじれていく
さらに、曲作りにかかわらないレオが、音楽をやる意味を見失っていった
各々が想いをぶつけ合い、名曲と名演奏が生まれていくが、溝は深まるばかり
ついに、この解散ツアーへと旅立つまで心が離れてしまった

三重、大阪、新潟、山形、青森と、思い出の詰まったライブハウスを巡って行くハルレオ
もはやほとんど口もきかないが、ギターもコーラスもピタリと息が合い

その歌声は聴く者の心の奥深くへと届いていく
そしていよいよ3人は、北海道の函館で開くラストライブへと向かうのだが…

監督は『この胸いっぱいの愛を』 の塩田明彦

 

学生時代、何度かライブハウスに出させてもらいました…
どうも!福岡市博多区中洲に在る
bar Day-Break(バー デイブレイク)の店主『おかも』です(^_^)

 

小松菜奈と門脇麦が解散ツアーに挑むインディーズのミュージシャンに挑んだ

青春音楽ムービーです
解散ツアーを通し、歌詞にしか書けない真実や、歌声でしか出せない思いなど

ふたりの意外な感情があらわになっていきます

他にもマキタスポーツ、松本まりか等が脇を固めていて
劇中歌として流れる秦基博やあいみょんの曲も良かったです(^_^)

公式サイト:https://gaga.ne.jp/kuchibiru/

★★★(5つが最高)

 

 

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オーバー・フェンス('16)

家庭を顧みず、妻に見限られた白岩義男(オダギリジョー)は、東京から故郷の函館へ戻る
だが、実家には顔を出さず、職業訓練校に通いながら、失業保険で暮らしていた
訓練校とアパートを往復するだけの毎日だったが、ある日、同じ訓練校に通う代島和之(松田翔太)に連れられ、キャバクラへ
そこで鳥の動きを真似る風変わりな若いホステスの聡と出会い、ひかれていく…



監督は「マイ・バック・ページ」の山下敦弘

 

は~るばる来たぜ函館~(^^♪
どうも!福岡市博多区中洲に在る
bar Day-Break(バー デイブレイク)の店主『おかも』です(^_^)

 

函館を舞台に、妻と別れて職業訓練校に通うアラフォー男と、風変わりな若いホステスとの出会いを描くせつないラブストーリーです

とにかくオダギリジョーと蒼井優の演技がすばらしい!
他にも松田翔太、満島真之介ら個性派ぞろいのキャスティングで
元妻役の優香もいい感じでした(^_^)

劇中出てくるお酒:アサヒスーパードライ、キリンラガー

★★★(5つが最高)

 

 

 

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日本で一番悪い奴ら('16)

大学時代は柔道でならし、腕っぷしの強さを買われ
北海道警察の刑事となった諸星要一(綾野剛)

強い正義感を持ちながらもうだつのあがらない毎日を過ごしていた彼は
署内随一の敏腕刑事、村井(ピエール瀧)から刑事の『イロハ』を教わる
それは「裏社会に飛び込み、S(=スパイ)を作れ」というものだった

諸星は暴力団幹部や麻薬の運び屋などを率い、危ない道へと進んでいく。

監督は『凶悪』の白石和彌

 

出演者の音尾琢真の父親は、犯人の元同僚らしい…
どうも!福岡市博多区中洲に在る
bar Day-Break(バー デイブレイク)の店主『おかも』です(^_^)

 

北海道警察で実際に起こった「稲葉事件」を題材にした問題作で
原作は稲葉圭昭本人による『恥さらし ―北海道警 悪徳刑事の告白―』です
日本警察史上最大の不祥事と呼ばれている事件であり、「やらせ捜査」や

「銃刀法違反」について描いています

綾野剛が悪に手を染めた刑事の26年を、年齢にあわせて体重を10キロ増減させるなどして

演じています

監督曰く、原作に忠実に作ったそうなのですが
それだけにエンディングはちょっと物足りなかったかな…(^_^;)

劇中出てくるお酒:サッポロビール

★★★(5つが最高)

 

 

 

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黒部の太陽('68)

関西電力は富山県黒部川上流に第四発電所を建設するため

太田垣社長(滝沢修)総指揮のもとに社運をかけて黒四ダム工事に当たることになった
間組の国木田(加藤武)と熊谷組の下請会社の岩岡源三(辰巳柳太郎)は

ともに現場責任者の北川覚(三船敏郎)を訪れ、ダム工事の難しさを知らされた


源三の息子剛(石原裕次郎)は、トンネル掘りのためにどんな犠牲も省りみない源三に反抗し

家を出て設計技師として図面をひいていた
国木田はそんな剛と、北川の長女由紀(樫山文枝)と見合いさせようと提案して、源三を驚かした

昭和31年8月

世紀の大工事といわれた黒四工事は、大自然との闘いの火蓋を切った
9月に入って剛は偶然、由紀と会い、親しさを増していったが

彼女が父の北川の身を心配するのを見て、源三の様子を見に黒部に向った
源三はめっきりと体が弱くなっていた
北川の黒四にかける熱意にほだされた剛は父に代ってトンネル掘りの指揮をとることになった
こうして工事が始って半年、犠牲者はすでに16人を数え

難工事であることが現場の人たちに不安を抱かせ始めた

翌年の4月

北川たちが恐れていた事態が起った
軟弱な花岡岩帯にぶつかったのだ
5月に入ってすぐ、山崩れと大量の水がトンネルを襲った
この危機を切り抜けるため、色々な技術プランが検討されたが、工事は一向に進まなかった
そんな折りも折り、北川は次女の牧子(日色ともゑ)が白血病にかかって入院し

生命はあと1年と知らされたが、大仕事をかかえているので

娘のそばについているわけにはいかなかった
現場は労務者がひとり、ふたりと去っていく状態で、彼らの士気は上らなかった
一方、太田垣はあらゆる手を尽して危機を乗り切るため莫大な金を投入

技術陣の科学的な処置と、北川や源三たちの努力が実を結び

その年の12月、ついに難所を突破

翌年11月

剛は由紀と結婚した
そして2月、北アルプスを抜いてトンネルが開通した
その瞬間を躍り上って喜ぶ労務者たちの中で、北川は牧子の死を知らせる電報に接し

激しく慟哭した

昭和38年3月

黒四ダムは多数の犠牲を出して完成した
その日はちょうど北川の停年退職の日であったが、北川や剛たちはダムの偉容に

無限の感動を覚えていた…

監督は『海と毒薬』の熊井啓

 

一度は行ってみたい…
どうも!福岡市博多区中洲に在る
bar Day-Break(バー デイブレイク)の店主『おかも』です(^_^)

 

木本正次氏のノンフィクション小説の映画版です
映画というよりは黒部ダムのドキュメンタリー作品に近いと思います

石原裕次郎と三船敏郎の共演もすごいとは思いますが
宇野重吉と寺尾聰親子が親子役で共演してるのはちょっと感動しました
でも、3時間オーバーはちょっと長過ぎかな?(^_^;)

劇中出てくるお酒:サントリー角瓶、サントリー・オールド

★★★(5つが最高)

 

 

 

 

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