エリートサラリーマンの夫(小出恵介)、美人で完璧な妻(松本若菜)
そして可愛い一人娘の田向(たこう)一家
絵に描いたように幸せな家族を襲った一家惨殺事件は迷宮入りしたまま一年が過ぎた
週刊誌の記者である田中武志(妻夫木聡)は、改めて事件の真相に迫ろうと取材を開始する
殺害された夫、田向浩樹の会社同僚の渡辺正人(眞島秀和)
妻、友希恵の大学同期であった宮村淳子(臼田あさ美)
その淳子の恋人であった尾形孝之(中村倫也)
そして、大学時代の浩樹と付き合っていた稲村恵美(市川由衣)
ところが、関係者たちの証言から浮かび上がってきたのは、
理想的と思われた夫婦の見た目からはかけ離れた実像
そして、証言者たち自らの思いもよらない姿であった
その一方で、田中も問題を抱えている
妹の光子(満島ひかり)が育児放棄の疑いで逮捕されていたのだ…
監督は長編デビュー作の石川慶
臼田あさ美結構好きです…
どうも！福岡市博多区中洲に在る
bar Day-Break(バー デイブレイク)の店主『おかも』です(^_^)
第135回直木賞候補にもなった貫井徳郎の同名小説を映画化した
ミステリアスな人間ドラマです
一家惨殺事件の真相を探る週刊誌記者の目を通して、事件にかかわる人々の嫉妬、虚栄、狡猾、エゴ、悪意など誰もが持っている心の裏側が明らかになっていくさまが綴られます
なかでも宮村淳子役の臼田あさ美が語った「日本は格差社会ではなく、階級社会なんですよ」
という台詞が印象的でした
とにかく登場人物の表の顔と裏の顔がすごくて、最後まで気が抜けない作品でした(^_^;)
公式サイト：https://gukoroku.jp/
★★★(5つが最高)
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